2012-01-01から1年間の記事一覧

ThreadとMutexオブジェクトの生成順序

Boostにはthreadを扱うテンプレートライブラリが用意されていて,比較的簡単にスレッドの生成などが行える.クラスのメンバ関数をスレッドとして実行するには,以下のようにboost::threadのコンストラクタにboost::bindを渡してやれば良い. #include <boost/bind.hpp> #incl</boost/bind.hpp>…

スマートポインタのキャスト

boostのshared_ptrは非常に便利で常日頃からお世話になっているが,派生クラスへのキャストを行いたい時はどうすればいいのかと思っていたら,dynamic_pointer_castというものを使えばよいらしい. #include <boost/shared_ptr.hpp> class base { public: base() { } virtual ~base</boost/shared_ptr.hpp>…

FreeBSDにBoostを入れるのにハマる

Portsから入れようとするとエラーが出て上手くインストールできないので,ソースをとってきてコンパイルしても,やっぱりエラーになる. $ tar xzfv boost_1_51_0.tar.bz2 $ cd boost_1_51_0 $ ./bootstrap.sh $ ./b2 ... gcc.compile.c++ bin.v2/libs/wave/…

libevent2のタイマー

libeventのバージョン2系では,バージョン1系の時と幾ばくか御作法が異なっていた.バージョン2系でのタイマーは以下のようにするらしい.バージョン1系のときは,event_baseは指定する必要はなかったけれど,バージョン2系では指定する必要があり,さらに,…

メモ:Linux Mint 12でApache Tomcat 6のメモリ使用量を増やす

/etc/default/tomcat6 にある AVA_OPTS="-Djava.awt.headless=true -Xmx128m -XX:+UseConcMarkSweepGC" Xmx128mという部分を,以下のように増やしたい分だけに書き換える AVA_OPTS="-Djava.awt.headless=true -Xmx512m -XX:+UseConcMarkSweepGC" Debian系で…