日本を動かすプロジェクト(笑)

NHKへの命令放送廃止…放送法改正で自民修正案が判明
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071128i101.htm?from=main1

 捏造(ねつぞう)番組を流した放送局に対する行政処分の規定を削除するほか、NHK国際ラジオ放送に対する命令放送制度の廃止を新たに盛り込んだ。民主党も大筋で受け入れる考えで、与野党共同提出による修正案が今国会で成立する可能性が出てきた。

 改正案をめぐっては、「虚偽報道」に対し総務相が再発防止計画の提出を放送局に求める「行政処分」を導入したことに対し、放送業界から「報道の自由への侵害」などと反発が出ていた。

阿倍内閣での改正案が,やっぱり骨抜きにされそうな感じです.本来なら,報道の自由を脅かされることは,国民の知る権利を脅かすことになりかねないので,まったくもってピュアな視点から見ると,この修正案には賛成したいところです.


しかしながら,現在のマスコミが国民の知る権利を充足させるものかというと,そうではないように思えて仕方有りません.亀田兄弟や朝青龍などを執拗に追っている暇が有れば,P献金や,労働基本法改正,放送法改正,外国人参政権などについて,大きく取り上げて欲しいものです.


巨大メディアは,論争を生む報道は避けた方が無難であり,明らかに世論の論調が分かるものしか報道したがりません.日本テレビは「日本を動かすプロジェクト」として,報道プロジェクトを新たに立ち上げましたが,とても無難な内容に落ち着いています.

日テレ「日本を動かすプロジェクト」を発表
http://www.ntv.co.jp/news/98165.html

「NEWS リアルタイム」が「食品偽装」と新薬の承認が遅い「ドラッグラグ」の問題、「NEWS ZERO」が「医者不足」と「税金のムダ」の問題について、1年がかりで追い続ける。また、「真相報道バンキシャ!」は「未解決事件」「教育崩壊」、「報道特捜プロジェクト」は「リサイクル問題」「交通行政」を追及する。

もう,明らかに,どのような論調で報道が行われるかが目に見えています.日本を動かすというなら,ヤクザマネーや,在日特権日教組問題,宗教法人問題,創価学会問題,ナベツネ問題,中国北京における市民虐待問題,東トルキスタン問題等についても報道して欲しいものです.あ,最後二つは日本の問題では有りませんでした,すいません.


日本テレビは,現在,社会的な問題として対策されようとされているものを取材して,いざ解決されたときに,我々の取材の成果だと言いはって,マッチポンプでもしたいのでしょうか?